かんなと共に…

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2008年 11月 01日

筆談

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「貴女は○代出身?」
「はい、○本町出身です。5月に○木村に行きました。球磨川水源に行きました。」
「私は、(その頃)○○病院に入院していました。水が綺麗だったでしょう」
「梅雨の前だったから、水が少なかったです」

「○本町の何処?」
「はい、○本駅の裏です。」
「私は、走水の滝に数年前に行きました」
「今は道路が綺麗になっていて、滝壺まで行けるようになっています。この前行きました。」
「小学6年生の頃、○木村から走水を通って、修学旅行に、大阪、京都、三重、神戸へ行きました。他の人たちとは、○本駅で集合。」


ターミナル期の患者との会話。
嚥下機能が悪くなり、食事が口から摂れず、お腹の上から管を通して、そこに直接栄養剤を注入している。ゆっくり入れないとお腹に違和感が出てくる。この時も30分かけて注入。
その30分の間、筆談をした。
ゆっくり書いて私にくれる。
書いている間、何を書いてくれるんだろうと、ドキドキしながら待つ。
書いてくれたのは、遠く離れた故郷のことと、幼い頃の思い出。。。

栄養剤注入が終わると、手を振る。
じゃ~また明日、、、手を振り返す。。。



PS:画像は「ヤマボウシ」。捜索の祭に、ガイドをして下さった方から教えて頂いた。
食べるとネットリとした、甘酸っぱいような何ともいえない味がしたが、山歩きをしながらこんな実を食べるのもご馳走となるだろう。10年に一度沢山実ると言われているようで、丁度その年のようだった。
忘れ慣れない味、出来事。。。
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by kan-chan1013 | 2008-11-01 12:36 | 仕事・つぶやき


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