かんなと共に…

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2009年 07月 25日

山口豪雨 被災地捜索

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豪雨により土石流が発生し、その土石流にのみ込まれた「ライフケア高砂」です。向かって右側が正面玄関、奥が食堂とキッチン。土石流は左側から流れ込みました。正面玄関に向かって「川」が出来ていて、その水量は減りません。






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九州救助犬協会は先発隊が22日に被災地(ライフケア高砂)に入っていて、同日、救助犬によってご遺体を発見していました。
22日夜、私達ペアと他ハンドラー3名と救助犬2頭が被災地に向けて出発し、夜中2時到着。仮眠をとり、6時30分前より、ライフケア高砂にて捜索を開始しました。被災地では、日本レスキュー協会と協力して捜索を行いました。

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トップ画像のとおり、ライフケアの中は土砂・ヘドロ・水浸し(川が流れている)状態で、膝下まで水につかったり、2㍍くらい土砂が貯まっている所では、ホフク前進で暗闇を進みました。救助犬にとって難しい状況でした。かんなの反応はありません。
食堂の外に埋没車両があり、かんなを含め3頭の救助犬が反応を示しました。重機を使って土砂を取り除き、再度救助犬によって確認作業をしましたが、発見に至りませんでした。でも3頭が反応を示したのですが・・・。(ライフケア高砂では現在も一名行方不明のままです)

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ライフケア高砂での捜索開始から3時間経った時、国道262号線沿いの勝坂地区とライフケアから少し離れた真尾地区での捜索依頼があり、それぞれの現場へ向かいました。私達ペア仲間のペアは勝坂地区へ向かいました。ここはよく報道される現場でした。
画像のとおりの状況です。報道のとおりの現場でした。そしてとにかく捜索範囲が広い。行方不明者が何処に流されたか見当がつきません。
捜索範囲を区切って捜索を開始しましたが、気温も上がって日差しも強くなり、かんなも私も体力的にも精神的にもギリギリの状態です。捜索開始後しばらくは集中していたかんなも限界でした。私もそれが分かったし、自分自身も限界だったのでお昼をはさんでしばらく休憩しました。

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休憩をとると元気になった私達。川の捜索を開始しました。水量がかなり減っていたので川の中に入ってみましたが、かんなは何も反応しませんでした。川は砂が貯まっていて、本来の姿ではありません。別の場所を捜索した仲間の救助犬も反応ありませんでした。そんな時、民家の畑を捜索していた自衛隊員がご遺体を発見し、辺りは騒然となりました。
17時前、ここでの救助犬の捜索を中止し、一端ケアハウス高砂へ戻りました。ライフケアでは新たにご遺体を発見したと連絡があっていましたが、救助犬による発見はありませんでした。

19時過ぎ、救助犬による捜索を中止しました。真尾地区で捜索をしていた日本レスキュー協会メンバーも戻り、話を聞くと、救助犬が反応した所からご遺体が発見されたそうでした。
一日の報告と次の日の打ち合わせ、休憩をとり、21持前に帰路につき、自宅に到着したのは夜中の3時を過ぎていました。
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by kan-chan1013 | 2009-07-25 15:45 | 出動


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