2009年 07月 30日

再び、被災地山口へ

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山岳救助訓練が終了し帰路についた時、正式に山口県への出動要請がありました。一度帰宅し、支度を調え、夜に被災地へ向けて出発しました。かんなは出動、訓練と続いていたので、アキと出動することにしました。





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今回も日本レスキュー協会のメンバーと合同で捜索を開始しました。被災地での行方不明者は残り1名でした。今までの情報を整理し、新しい情報を確認し合い、それを基に捜索場所を分担し、今回も早朝から捜索を開始しました。
前回に比べると横転した車や流木が撤去してあり、大型ダンプカーの出入りは減っていましたが、大量の土砂はまだまだの状況でした。

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川沿いに貯まった土砂は、ゾンデで突いて確認します。川の中は膝まで水につかり、ゾンデで突いて確認します。流木も同じように行っていきます。とにかく丁寧に。アキはよく私についてき、コンタクトもOkでした。でも川沿いの捜索は疲労も早く、休憩をとりながら他のメンバーと情報交換を行っていきました。

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被災地では、消防・消防団・県警・自衛隊が小型重機やスコップで作業を続けています。自ら声を掛けて作業を中止してもらい、アキで土砂の中を確認しました。「あそこがまだ手を入れていない所です。犬を使ってみて下さい」「水は関係ないんですか?」等と質問を受けました。救助犬を理解してもらう為には良い機会です。出来る限り理解しやすいように説明をしました。

アキと捜索をしていると、良い所もありましたが、課題があることにも気づきます。

午前11時過ぎ、日本レスキュー協会の救助犬が、佐波川下流でご遺体を発見したと無線連絡があり、捜索を中止しました。捜索開始から4時間30分くらいでした。

ご遺体が確認できるまでしばらく時間がかかりました。
その間、休憩をとりながらメンバー全員で捜索を振り返ったり、色んな情報交換を行いました。
今回のように合同で、しかも情報交換を行いながらの被災地捜索は、私達にとっても初めてのことでした。
現場で消防・県警、その他の協力機関と連携をとることはもちろんですが、このような救助犬チームが連携を図ることも大切なことが分かりました。

今回の山口県防府市の被災地(3ヶ所)において、救助犬によって発見された、または救助犬の反応があった所から発見されたご遺体は4名でした。

昨日は総理大臣も現地入りされ説明を受けていましたが、報道を見る限り、市が復興するまでに時間がかかることがわかります。被災者の心のケアにも時間がかかるでしょう。。。

犠牲になられた方々のご冥福をお祈りすると共に、市の一日も早い復興をお祈りします。
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by kan-chan1013 | 2009-07-30 07:38 | 出動


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