2010年 07月 28日

予想外のことも

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捜索訓練は一人では出来ません。ヘルパーさん(仮の要救助者役)が必要です。
そのヘルパーさんを山の中や藪の中に設置する訳ですが、私達は、自分達でヘルパー設置場所を検討・設置し、その設置した場所からのヘルパー臭の流れ、それに対する犬の動きを予測します。
自分達でヘルパーさんを設置することは、とても勉強になります。そして実働へ繋げることが出来ます。

この日は、待機場所から500メートル程下流の、道路から川向かいの山、20㍍程登った所にヘルパーさんを設置しました。天候は晴れ、この川にしては水量は多い方で、大小の岩がゴロゴロあります。風が殆ど無くても、山から流れてくるヘルパー臭をこの川の流れによって十分キャッチ出来る状況だと判断しました。
「川上流から捜索を開始するので、ペルパー設置場所からずっと川下流で臭いをキャッチし、臭いを絞り込み、川を勢いよく渡り、そのまま山を一気に駆け上がるだろう」と予測しました。

ヘルパー設置から15分程経過した状況で、かんなの捜索訓練を開始しました。
勢いがあっても無駄な動きが殆ど無く、スタートから良い動きをしていました。
「川上流から捜索を開始する時は、ある程度の間隔を持ちながら犬を川の方へ操作するように。そうしないと必ず実働で見落とすことがある」とアドバイスを貰っていたので、それを心がけるようにしましたが、かんなは特に私が指示しなくてもそれをやっていました。自主的に行っていれば見守るように心がけます。

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もう一つ予想していたのが、「時間の経過と共に、道端までヘルパー臭が来ているだろう」ということ。
確かに予想通りで、時間が余り経過していなくても、十分道まで流れているようでした。
セント・コーンから外れると戻って来ました。
そして絞り込みの段階へ入って、道から川へ下りて行き、、、しばらくは道へ戻って来ては川へ下り、を繰り返していました。

それから「川へ入り、川を渡り、一気にヘルパーさんまで駆け寄る」を予想していたのですが、、、はて?
川に入ったものの、そこから動きません。道を捜索していた時の動きと違いました。
高鼻を使わず、しきりに岩の臭いを嗅いだり、大きな岩と岩の間を気にしてこちらを伺っています。
かんなとの距離を少し縮めて追従し、川上流へ移動させると、フッと気がついたように川向こうへ渡り、あとは一気に山を駆け上がり告知アラートでした。

単にかんなの意欲が無かった、意欲が無くなっただけかな?と、何だかシックリきませんでした。

他の犬達の捜索訓練も見てみました。
やはり時間の経過と共にどんどんヘルパー臭は広がり、川上流でも臭いをキャッチする犬もいました。
必ず下流で臭いをキャッチするというセオリー通りでは無いんですね。
川とは逆方向の山にも臭いは広がっていて、そちらへも入る犬もいました。
それに他のどの犬も、川に入ると高鼻を使い、迷わず川向こうに渡っていました。


かんなが捜索訓練をした時、「道には十分ヘルパー臭は漂っていたけど、いざ川へ下りてみると道以上に臭いは無い、川の流れで臭いが充満している状況では無かった、臭いは流される、水面や岩を気にしていたのは水で流れたヘルパー臭がそこに当たっていた」のではないだろうか!?と思ったのであります。。。
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by kan-chan1013 | 2010-07-28 17:56 | 訓練


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