かんなと共に…

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2012年 01月 08日

韓国岳行方不明者捜索

新燃岳の噴火に伴い立ち入り禁止となっている韓国岳で、遭難したと思われる男性(82歳)の捜索が、1月5日(木)~7日(土)まであり、7日(土)早朝から捜索に出動しました。
7日(土)に出動したのは、救助犬4頭とハンドラー7名でした。
えびの高原内のビジターセンターに集合し、前日までの捜索状況を確認し、8時40分頃、先発隊となった警察官と山岳ボランテイアの方と一緒に、韓国岳山頂を目指しました。

4日には雪が降っていて、登山道の端や沢にはまだ雪が残っていました。
靴にはアイゼンを着け、足場を確認しながら沢に入って捜索していきましたが、かんなの反応はありません。
メンバーも同じように横道にそれて捜索しますが、同じように反応はありません。

韓国岳に吹く風は冷たく強い!
しかもその風は、山への吹き上げ、山頂からの吹き下ろしと変わりました。時には風向きが真逆となってしまい、ここはチャックポイントだ!と考える場所でも不利な状況となってしまうことが多々ありました。
それに、情報収集した結果から考えると、行方が分からなくなってこの日で4~5日目となっていて、滑落の可能性・最悪の状況を考えました。足場の悪い斜面でも、風が定まらなくても、かんなをハンドリングしていきました。

山頂付近へは約2時間かかりました(10時45分頃到着)。
山頂に到着すると、後方隊の自衛隊と合流しました。
小休憩をとった後、自衛隊よりも先に大浪池方面の下りの登山道、斜面及び沢の捜索を開始しました。
この方面は、二年前に小学生が亡くなった所です。
山岳ボランテイアの方も念入りに捜索されながら下りて行かれました。
登山道を半分下りる頃には、大浪池方面から韓国岳山頂へ捜索しながら登ってこられる山岳ボランテイアの方、その他大勢の捜索隊と会いましたが、まだ手がかりすらつかめていないようでした。
かんなも登山道を歩かせながら、何度か沢に入らせましたが反応無し。
その沢以外はミヤマキリシマの木々が多い茂って、入る隙間もありません。

大浪池方面へ下りていくと避難小屋があって、その周辺が捜索隊の待機場所となっていました。
ここに到着したのが11時30分頃。再度休憩をとって、かんなにも水と少しばかりのおやつを食べさせました。
すると、前日の6日(金)捜索に参加したハンドラーから、その周辺をもう一度捜索して欲しいと連絡があり、避難小屋を中心に30分ほど捜索しました。
この辺りは背丈ほどあるクマササが多い茂っていて、雪もけっこう残っていました。
クマササをかき分けながらかんなをハンドリングしましたが、かんなの反応はありませんでした。
ここまでの捜索で12時30分頃でした。
他の捜索隊も避難小屋周辺に集まり休憩をとり始めましたが、手がかりはつかめていませんでした。

ここからえびの高原への登山道を通り、13時20分頃、ビジターセンターへ戻りました。
この登山道でも、かんなの反応はありませんでした(時々捜索隊の残臭に反応)。
ビジターセンターには、他の救助犬メンバーも帰っていましたが、同じように反応はありませんでした。
夕方から私は仕事でしたので、私とかんなの捜索はここまでで終了でした。

三日間行われた捜索でしたが、未発見で捜索を打ち切られました。

*今回はカメラを持参しておらず画像無し(涙)
*詳しく報告は九州救助犬協会HP内ブログを。
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by kan-chan1013 | 2012-01-08 12:54 | 出動


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