2010年 01月 05日
いくつかの現場を経験したり、話を聞くと、川や沼、池、側溝、海岸沿いの等の、水の中やその周辺を捜索した、又は発見したという事案があります。なので、時々かんなも「水中捜索訓練」を経験させます。 「水中捜索訓練」といっても、何もボートに乗ってとか(そういう方法もあるね!)、泳ぎながらとか(ん、あるの?)そういうものではなく、↑のような設定場所で、30㌢~50㌢くらいの水の中にある何かを捜す、という訓練です。 かんな、今年の初訓練のです(^^) 動画も撮りましたのでアップしますが、、、肝心な「発見!」のところは撮れていません(デジカメが容量一杯だった~) それに、ちょっと遠くて、かんなの表情まで見ることは出来ませんが、行動からはいくつか推測できることがあるので良しとします(^_-) 捜す「何か」は、鉄橋柱の下、かんなの目の前に沈めてあります。 こちら この時の風は、ちょうど鉄橋柱方向から流れていました。 大好きな川(水遊び)がありますが、そこのところは訓練>川遊びをちゃんと理解しています(^^;) かんなの前に別の犬が訓練したので、その臭いも気になるのだろうと思いますが、水辺が気になっています。 別の犬が「何か」を発見し、それを水の中から引き出して見せた時の、したたり落ちた水が地面に落ちているので、それが気になるようです。それも重要な情報源となるのでその気づきは大事です。(いいぞ~かんな~) かんなは柱を見ます。別の犬は柱の上の方を見上げました。 「別の臭いを嗅いでるよ~(何やってんだよ~!)」と言ったハンドラーもいましたが、ホントにそうかな~。。。 「上の方に隠れているヘルパー」を訓練したことがあります。現場でも同じような事案があります。犬はその経験から「もしかしたら!?」と、自分の目線より上の方を確認するのだと思います。犬を褒めてあげる場面だと思います(^^) そんなことをしながら、かんなはガバッと顔を水に突っ込んだり(潜りはしません)、前脚で引っ掻くような仕草を見せたりしながら、執着します。それで十分です。ご褒美として捜したもので十分遊んで吠えさせました。 動画には写っていませんが、かんなを含め、犬達は色んなシグナルをハンドラーに送っていました。 側まで行って目をキョロキョロさせながら水をなめていたり、柱の周りを回ったり、水の中を歩いた時にできた波紋を嗅いだり。「何やってんだい!」と思いがちな行動も、実は重要なことであって、しっかり理解しとかなきゃ!と思いました。
by kan-chan1013
| 2010-01-05 11:18
| 訓練
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